高座クリーンセンター見学

10月29日(火)9:45 新築された高座クリーンセンター・環境プラザ3Fエントランスホールに14名(多摩・田園2名)が集合。見学開始前の時間にエントランスで「ごみクレーン分別ゲーム」「足踏み発電体験マシーン」で楽しんでいる方々も。

10:00大会議室で、ガイド員の方から約20分間プロジェクターで施設の概要説明を受けました。

海老名市・座間市・綾瀬市から発生する可燃ごみ及び不燃ごみを処理する最新鋭の施設で、今年4月から稼働を開始しています。

<施設概要>

  • 塵芥処理施設 地下3階、地上10階/環境プラザ地上6階

<高効率ごみ発電施設>

  • 処理方式:ストーカ炉+灰資源化方式
  • 処理対象:可燃ごみ、可燃残さ、汚泥、し渣
  • 施設規模:122.5t/日×2炉=245t/日
  • 余熱利用設備:蒸気タービン発電機 4,870kw

ガイド員の誘導で見学開始。 3F環境監視モニタで発電データや排ガスデータを確認。3Fから5Fに行くエレベーターからはボイラや炉室を直接見ることができエレベーター内モニタでも炉室の映像が見られました。5Fは中央制御室(ごみクレーン操作スペース)ハイテクなオフイスで、従来のごみ焼却施設のイメージとは全く違いました。なお、運転員の方が我々の前にサービスで?ごみクレーンを操作してくれ迫力のあるシーンも見学。8Fでは炉室真上に設けられた炉室見学窓から見下ろすことでボイラ頂部に立つ運転員の目線で見学後10Fへ、地上約50mから360°見渡せる展望室からはあいにくの雨で富士山を望めなかったことが残念でした。

大会議室に戻り質疑応答で終えましたが、高座清掃施設組合(海老名市・座間市・綾瀬市)が運営しており行政ごとの収集方法、「ごみ分別」の細かな決め事(3市のマニュアルが違う)などによる難しさを感じました。

(2019/11 大場幸雄 記)

高座クリーンセンター見学
見学通路から焼却炉の説明を受ける わかりましたでしょうか?
高座クリーンセンター見学
ごみ投入扉から受け入れピットに投入するところ!