ようやく開催されたみかん狩り紀行!

今回のじゃおクラブ県央での定例みかん園管理は、天候不順が続いた影響により2回の開催日延期を経て、3月4日(月)に漸く晴天に恵まれての開催となりました。参加者はいつもの小田急線渋沢駅に集合し、車に便乗する人と散策を兼ねて駅から健脚を生かし歩いてみかん園迄行く人に分かれての組、直接現地に車で参加する人で総勢15名(県央10名、多摩・田園5名)の開催でした。

私は、途中の駐車場迄便乗させて頂いた後、みかん園までの散策では寒さも感じなく青空と爽やかな風と丹沢山系に抱かれた緑豊かで静かな田園風景を楽しみ、遠くからの神奈川大井射撃場の射撃音を耳にしながらの道程でした。

今回は、早生みかんとキウイの収穫は既に終えているので、甘夏とオレンジの収穫管理が主体で果汁が多い花ユズも一部収穫です。到着時、みかん園の入る道に強風で倒されたのか10メートルあろうかという巨木が倒れており道を塞いでいたのには驚かされました。腕自慢の人達で早速と電動鋸で解体取り除き綺麗に処理されました。それと同時に、参加者みんなで会食場テント設営、火起こしとみかん捥ぎ作業の準備を行い作業開始です。
甘夏の木は一部立ち枯れた枝も見受けられ、また、既に地面に相当数の落下している甘夏が目につきましたが木全体にはびっしりと果実が鈴なりで、木の大きさは思ったより高く、脚立に登っての捥ぎ取りや高所用高鋏を利用しての捥ぎ取りで、手持ち鋏での直接の捥ぎ取りは難しい作業でした。

登った木から下に落とす人、下に落されたみかんを集める人、集めたみかんは参加者全員が夫々持ち帰られるよう小袋に分けて整理するなど、みんなで手分けしての収穫作業でした。昼食時間は、参加者全員で設営した即席の宴台で各自持参の弁当や飲みものと収穫した甘夏を頂き、会話も弾んで楽しいひと時を過ごしました。

今回は、一人3袋(約2.7キロ/袋)をリュックサックに入れて重い収穫土産での帰途となりました、来シーズンも同様の豊作を願っております。

(2024/3 星野道雄 記)