てくてくウォーク 里山歩き その5               

「はだの歴史博物館から風のつり橋へ」

11月5日に予定されていた「てくてく里山歩き」が、海老名ボランティアフェスタの開催日と重なった為11目12日に変更して開催となりました。当日は天候がはっきりせず、前日に何度も連絡し雨具の用意をお願いしての開催となりました。朝8時小雨、通行人は2対1の割合で傘をさしている。10時ごろには晴れるという天気予報を信じて小雨の中傘を差さずに駅へ向かう(今日はハイキングに出かけるんだという強い気持ちが勝って)。

定刻10時、小田急渋沢駅に予定の10名全員が集合。秦野地区は小雨も降っておらず多少気温が低かったが無事出発となりました。

 今回は、いつも歩いている秦野の街はどんなところなのか少し学習をと考え「はだの歴史博物館」を訪ねるコースを設定。駅から20分ほどの所に「桜土手古墳公園」があり、公園には発掘調査された35基の古墳(6,7世紀ごろの円墳)の内6基の古墳と1号墳の復元古墳が保存されています。復元古墳はすべて石積の古墳で内部が見学できるようになっていました。近くの水無川の石を積み上げて作られたのでしょうか(この川は水が少なく石がごろごろしています)。歴史博物館はこの公園の一隅にあります。古墳展示館が、2020年に考古専門の展示館から秦野の歴史・文化全般を広く紹介する総合的な歴史博物館になったそうです、内部には、古代人の作った土器や竪穴住居群の模型、葉タバコ耕作の器具、歴史・文化等の映像コーナーなどなど盛り沢山の博物館でした。

 すぐ隣が水無川で河岸桜土手に沿ってハイキング開始、歩き易く舗装されているので快適なコースであった。途中「鶯橋」で対岸に渡り堰を超えて水無川の河原を歩く。「風のつり橋」が見えてくるといよいよ登りとなりました。土手歩きだったのですが少しずつ登っていたのでしょう急坂で少し顎が上がります。橋の手前に茶室があり茶室庭園を散策。つり橋はがっしりできていて全然揺れませんでしたが眺望は抜群、つり橋のたもとで記念撮影を行う。  つり橋のある戸川公園はバーべキュー・川遊び・ボルダリングなども行える市民に大人気のスポーツ公園ですが、塔ノ岳への登山口であり丹沢のことが良くわかるビジターセンターも有ります。バスの便も良いのでここで1次解散と考えていたのですが、皆さん健脚。イングリッシュガーデンで昼食後一気に渋沢駅まで帰ってきました。帰りは下るだけなので約1時間で到着。全員怪我もなく快適なハイキングとなりました。渋沢駅にて解散。5名が反省会に突入、次回の予定などを話し合ったようです。

(2023/11 石川武司 記)